例会・イベント

開催の報告

新年例会来賓ご挨拶

双日株式会社代表取締役副社長
平井龍太郎氏

改めまして、新年あけましておめでとうございます。ご紹介を賜りました、営業管掌で副社長の平井でございます。2020年以来、3年ぶりの新年例会の開催ということで、諸先輩の元気なお顔を拝見することが出来、心から嬉しく思う次第でございます。

さて長久保会長のご挨拶にもございましたが、予期せぬことの連続であった2022年があけまして、世界の政治、経済の情勢が今後どう動いていくのか、先の見通せない状況がどれだけ続くのか、なにびとも予測し得ないわけでございますが、かかる環境下におきましては、自分達の考える将来予測を前提に、経営プランを組み立て、仮に環境が更に変われば、スピード感をもってその是正を加える、今様な言葉でいえば、アジャイルな、つまり「俊敏な」経営を志向している所であります。

双日の足元の状況でございますが、3ヵ年の中期経営計画の2年目があと2ヵ月あまりとなりましたが、昨年11月中間決算の発表時に見通しを上方修正し、通期の当期利益1,100億円、長年の悲願ともいうべき4桁億にようやく到達できる状況にございます。

円安や資源高という追い風もございましたが、先輩諸氏から受け継ぎました商権や取引先様とのネットワークを土台にして、この20年来、新たに積み上げてきたビジネスアセットからの収益を加え、申し上げた数字に辿り着いた次第です。過去の皆さまのご尽力に対し、心より御礼申し上げますと共に、期末の好決算と多分その後の配当を一緒に喜んで頂ければと思っております。

グループ役職員に向けた新年の社長メッセージにおきましても、双日が次のステージを目指すにあたり、総合商社の既成概念を取っ払い、「双日は面白いことをやるな。」「そんな手があったのか。」と言われるような自由な発想で、我々が目指す「事業や人材を創造し続ける会社」に向かって邁進して欲しい、というくだりがございました。後輩たちの頑張りをどうか楽しみに見守っていただきたいと存じます。

双日がよりよい会社になりますよう、役職員一同これからも全力を尽くしてまいりますので、引き続き、温かい心でご支援をいただけましたら幸いであります。

結びに本日ご臨席の皆さまが、健康で毎日楽しく過ごされますことを心より祈念致しまして、ご挨拶とさせていただきます。ご静聴、有難うございました。