大阪同好会

大阪支部 日帰りバス旅行報告

「近江の名刹の紅葉と老舗料亭の会席ランチ」

11月22日(火)、滋賀県の湖西、湖南地区へ日帰りバス旅行に行ってきました。大阪支部では2016年から毎年秋にバス旅行に行っていましたが、2020年と2021年はコロナ禍で実施することができませんでしたので、3年ぶりのバス旅行でした。

当日9時過ぎ参加者40名は新大阪駅に集合し、バス1台で最初の目的地、比叡山の西山麓にある“西教寺”へ向かいました。西教寺は、聖徳太子が恩師である高句麗の僧のために建てたお寺ですが、明智光秀のお墓があることでも有名です。見ごろとなっていた紅葉の参道を抜け、本堂や庭園、そして光秀とその一族の墓などを散策しました。

昼食は、瀬田の唐橋のたもとにある料亭“あみ定”で、瀬田川の流れを眺めながら、会席料理をいただきました。会話はできるだけ控えめにしながらも、久しぶりのバス旅行に、友人との話題はつきません。

昼食後は、西国三十三所第十三番札所の“石山寺”に行きました。国宝の本堂や多宝塔に行くには、急な階段を上らねばならないので、残念ながら山門付近の参道だけですごされた方もいらっしゃいましたが、それぞれに紅葉を楽しみました。また石山寺は、紫式部が源氏物語を起筆したという伝説があるお寺です。2024年の大河ドラマは紫式部の生涯を描くそうですので、石山寺もきっと登場することと思います。お土産を買ったり、茶屋でお菓子を食べたりした後帰路につき、新大阪にはほぼ予定通り5時半過ぎに帰りました。

今回のバス旅行は、コロナ感染が落ちついていて、安心できる状況である事を絶対条件にしていましたが、11月になるとまた感染拡大の傾向が出始め、実施直前までひやひやでしたが、何とか無事に、楽しく行うことができました。早くコロナの心配をせずに皆が集まれるようになることを心から願います。

                                          (報告:巣山洋)