会員の活動

名古屋同好会

名古屋支部日帰りバス旅行報告
“滋賀 登り窯カフェとびわ湖テラス”

11月18日(月)に、秋期バス旅行で滋賀を訪れました。朝9時に名鉄バスセンターより出発、途中土山SAで休憩をとり、最初の目的地である「信楽陶芸村」に向かいました。滋賀県甲賀市信楽町は、日本六古窯のひとつに数えられる信楽焼で有名な町として知られていますが、今年は特にNHK朝ドラ「スカーレット」の舞台として注目の観光地となっています。

「信楽陶芸村」には愛らしいたぬきの置物があちこちにあり、奥に進むと「登り窯カフェ」がありました。昭和9年につくられ、主に火鉢を焼いていた登り窯とのことで、一番下の窯で1300度まで温度を上げた熱が、上へ上へと上がっていくのを利用して温度を上げていたので、登り窯の中の壁の色は上の窯と下の窯とでは違いがあるとの興味深いお話を伺いました。因みに「スカーレット」は、人名ではなく、信楽特有の陶土を焼成することで発色される、黄色がかった赤「緋色(ひいろ)」であるとの説明もしていただきました。一段毎違う雰囲気の中で、紅茶とバームクーヘンをいただき、たくさんのたぬきと一緒に記念写真を撮り、陶芸村を後に昼食場所へ向かいました。

中山道沿いにある「近江牛 咲蔵(さくら)」は、宇野宗佑元総理大臣の生家を改築した和レストランで、築150年の歴史ある空間の中、美味しいお料理をいただきました。“近江牛サーロイン御膳”“海鮮せいろ蒸し御膳”とも、質、量申し分なく、みなさん大変満足されたようでした。

その後、緩やかなアーチ型が美しい琵琶湖大橋を渡って、「びわ湖バレイ」に行きました。眼下に広がる紅葉を眺めながら、121人乗りロープウェイで一気に山頂へ。標高1100mから琵琶湖を望む、絶景スポット「びわ湖テラス」からの眺めは雄大で、素晴らしいものでした。

最後の立ち寄り先の「たねや ラ・コリーナ近江八幡」で、思い思いの和・洋菓子のお土産を買って、お店を後にする頃には雨も降りだしてきましたが、渋滞もなく予定通りの時間に帰着できました。みなさんお元気で、楽しい一日を過ごしていただけたようでした。

(報告:櫻木厚子)