会員の活動

その他支部同好会

中・四国支部 工場見学報告
広島市環境局中工場と三島食品の工場見学

10月12日(木)午前10時、広島市中区南吉島にある広島市環境局中工場のエントランス・ホールに集合。そこは、従来のゴミ工場のイメージを脱却した「水の都ひろしま」構想の主旨に沿って、2004年に建て替えられた工場である。

建物の設計は、ニューヨーク近代美術館新館などを設計したことでも有名な建築家の谷口吉生氏を起用、特徴として、「平和の軸線」(平和公園内の原爆ドーム・原爆死没者慰霊碑・広島平和記念資料館)につながる南北の都市軸をそのまま施設に取り込んでいることが挙げられる。

「美術館のように美しい」と評されることから、映画「ドライブ・マイ・カー」のロケ地にもなり注目された。

昼食は青空の下、皆さんと仲良く駅弁を食べ、午後からは、ふりかけの「ゆかり」で有名な三島食品を見学、国内外の工場、北広島町農園事業「紫の里」(「ゆかり」の原料である「赤しそ」の栽培)、三島ブランドの国際的な展開などの説明を受けた。

頭から手足、爪先まで衛生管理が徹底しており、不織布の白衣に身を包んで工場見学、ホスピタリティーが行き届いた社員の皆さんの姿勢にも感心、お土産もいただいて、午後2時過ぎに現地解散した。

今回は、現代建築物の「ごみ焼却場」と広島を代表する食品工場での見学会で、皆さん懇親を深めながら、見聞を広められました。

(文責 古田陽久)