2022年 新年のご挨拶

皆様 新年明けましておめでとうございます。
ご家族揃って穏やかな良い年を迎えられた事と存じます。

2019年12月に中国で初めて報告され世界中を震撼させている新型コロナウイルスは変異を繰り返し未だ収まる気配がありません。既に2億8千万人が感染、540万人に及ぶ死者を数え、21世紀初頭の一大悲劇として歴史に刻まれることと思います。一方日本では、昨年8月緊急事態宣言下、多くの反対意見がある中で関係者の勇断により、東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。各国代表選手の全身全霊をささげた世界最高レベルの戦いは、魂がゆすぶられる感動と逞しく生きる勇気を世界中の人々に与え、鬱々としたコロナ禍においても明るい未来を強く感じさせてくれた一大イベントとして記憶される事と思います。

この様な状況下、社友会活動も7月の総会をはじめ各支部の例会、バス旅行、ゴルフ大会、ボーリング大会などは多くの会員が集うことから中止の決断を余儀なくされ、会員の皆様にはご迷惑をお掛けして大変申し訳ないと思っております。二年連続して今年も恒例の新年例会が開催できなくなり誠に残念でなりません。しかし乍ら、会誌『躍』の発行やホームページの更新、カレンダー配布、フォトコンテストの実施、慶弔事の手配やファックスへの対応など事務局としての機能は休むことなく対応して参りました。また、昨年後半からはゴルフ会やハイキング等野外での活動については、一部再開することが出来ました。

喜ばしいことに約2,700名の会員の中で、今年も長寿のお祝いの対象者が白寿4名、米寿60名、喜寿71名と合計135名おられます。誠に御目出度くとても嬉しく思っております。これからもお元気に過ごされることをお祈りすると共に心よりお祝い申し上げます。

最近のオミクロン株は感染力が強いとの情報から、ワクチンの三回目の接種が待たれますが、加えてマスクと手洗いとうがいの励行など、皆さんも自己防衛能力を高めて頂き、春までには通常の生活に戻れることを切に願っています。

本年4月から始まる新年度も会員相互の「交流の場」として「情報発信の場」として、また「憩いの場」として世代を超えたオープンな社友会を目指して、当会を通常通りの運営に戻して行きたいと考えております。引き続き皆様方のご理解とご支援を賜りたく何卒宜しくお願い申し上げます。

最後になりましたが、本年も皆様にとって幸多き年になります様に心より祈念しております。 

2022年1月1日
社友会会長 長久保 敏