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新刊紹介

世の変遷で捉える日本国の役割

千葉武志 (58055)

会員千葉武志さんがこの7月㈱文芸社より「世の変遷で捉える日本国の役割」という本を出版されました。本書はアマゾン等でも購入できますが、著者サービスによる注文もあります。

  • 本体価格の20%引き
  • 送料一冊当たり180円、5冊まとめ買い送料無料
  • 注文方法:電話03-5369-1962、
    ファックス03-5369-1963、
    メール s.center@bungeisha.co.jp

出版にあたり『躍』へ寄稿頂いておりますのでご紹介します。

日本国への警鐘
今の日本に矜持を感じる事が出来るであろうか。政治と事象がちぐはぐなのだ。熊本豪雨で作物・工場が壊滅し男泣きの男性、身内を失って茫然自失の人々が映し出される一方、大臣経験者の汚職摘発、その結果発覚した党から彼らへの1億5千万円もの供与、桜を見る会の無駄遣い等の報道である。汚職や無駄遣いの根絶が手つかずのまま、災害にはその都度支援立法で処理し、過去の国土強靭化法の効果が見えないままだ。7月10日付の日経記事、「IT国家、失敗の20年」でも20年前に、e-Japan戦略として、「5年内に世界最先端のIT国家とする」を謳ったが、米・欧・アジアに後れたまま、政官業に実現させる意志がなく、国内の競争相手なしの行政は効率化する動機がない、コロナ給付金でも、IT化が後れた官僚機構では対処不能、ITは票にならずとの扱い、との内容だ。

政治は誰の為なのか、国民が迷惑を蒙る意識がなく、危機感のない風土に懸念を抱かない日本人はいないと断言できる。クリントン政権下のゴア副大統領が「情報スーパーハイウェー」構想で、現在のインターネット社会の礎とし、イタリア政府はコロナ対応でグーグルと組み、一週間でオンライン教育に移行した。政官がお国の為を考えない日本は三等国に成り下がっていないか。ちぐはぐから脱却するには、産・官・学・政の一体化が不可欠。あらゆる事象を対象に、予算・技術・重要度・緊急度に配慮した総合的対処方針を作成する組織作りから始め、世界に冠たる、品格ある高齢化社会実現、先端技術による国力強化、ソフトパワーによるリーダーへの日本再構築は今をおいてない。戦後75年の今着手し、次の75年で成し遂げるロードマップ提唱に抗することが出来ず、上梓を決断した。「世の変遷で捉える日本国の役割」である。富岳(コンピューター世界No1)、或いは、戦後回復力の実力を以ってすれば可能だ。

文芸社書評に「良書とは、迷うことなく、啓蒙性のある書と答える。混沌の世に一条の光のようにヴィジョンを示し、読者の目を啓き、未来を見定める力を与える本書はまさしくそれを体現している」とある。良書であることを願い、多くの方々を代弁したと信じている。ちぐはぐ解消の為の日本再構築への共感の輪を広げる運動にご参加いただきたく思う。

(2020年7月15日)